精密根管治療①

上顎の前歯に大きな膿(うみ)の袋(歯根のう胞)があり、神経治療後、歯肉を切って外部から膿の袋を摘出しなければ治らないと他院で診断を受け、セカンドオピニオンで当院を受診したケースです。

ご本人はできるだけ手術による膿の袋の摘出は避けたかったため、マイクロスコープ、ラバーダム、MTAを用いて精密根管治療をおこないました。これだけ膿の袋が大きいと手術で摘出しなければならない場合が多いのですが、ご本人の自己免疫力が高かったのと、年齢が若いこともあり、根管治療のみで治癒しました。このように膿の袋が大きく、のう胞化している可能性があっても神経治療のみで治る場合があり人間の生命力の素晴らしさを感じる症例です。

詳しい内容はYouTubeにてご視聴できます。

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